金沢豆冨

About Tofu

金沢の豆腐の特徴

  • 豆腐には「からし」をつけて

    豆腐には「からし」をつけて 冷奴にからしを付けて食べる風習は昔から伝わる金沢の食べ方です。特に茶碗豆腐には、からしが中に入っていたり、添付されています。全国的に観ても他では岐阜県の一部地方でしかみられず、めずらしい風習となっています。

  • 「ひろず」の由来と言い伝え

    「ひろず」の由来と言い伝え 全国的にはがんもどきと呼ばれていますが、金沢では、 京都の「ひりゅうす」がなまってひろず=飛龍の頭と呼ばれるようになったといわれています。
    普通のがんもどきと違い、ぎんなん等をきざんで生地に混ぜ込むのではなく、そのまま中に盛り込み包んだものを「ひろず」と呼びます。
    浄土真宗王国のこちらでは、お寺の報恩講でひろずを丸ごと煮たものを食べる事によって、親鸞聖人の恩に報いるという言い伝えがあります。最初は小さかったサイズも、だんだん大きくなっていったとも言われています。

  • 食べ応えのある大判の油揚げ

    食べ応えのある大判の油揚げ 石川県、特に金沢周辺のみで作られている大判の油揚げは、深型の木箱に豆腐を汲み入れ水切りした豆腐を、竹製のすだれでさらに水切りしたのち揚げる製法であった為、切り分ける大きさが大判になったといわれています。

豆腐の歴史

  • 漢の時代(紀元前2世紀)~唐の時代(618~907年) 豆腐の発祥は中国が始まりと言われている。
  • 奈良時代(710~784年) 中国へ渡った遣唐使などによって、日本へ豆腐が持ち込まれた、とされている。
  • 江戸時代(1782年) 豆腐料理を100種類以上紹介した本『豆腐百珍』が大ベストセラーとなり、一般的な料理に浸透する。
  • 昭和時代(1950~60年代) 大豆の供給量が増え、製造工程が機械化されるとともに、豆腐の生産量も拡大。
    最盛期として、金沢市内の豆腐店が120軒程度存在した。
  • 現在 素材の味を生かしたシンプルで奥深い和食の定番として、
    また、ヘルシーな健康食品やダイエット食品としても、多様に変化し長く愛され続けています。

豆腐と健康

畑の肉、大豆
豆腐はヘルシーで、非常に栄養価の高い食べ物です。
主原料である大豆は、植物性たんぱく質を多く含むため、畑の肉と呼ばれています。動物性たんぱく質に比べてカロリーが低く、消化吸収が良く、コレステロール値を下げると言われています。

体にさまざまな効果が期待
大豆は体に必要な必須アミノ酸9種類すべての栄養素を持っており、記憶能力・学習能力・精神安定などに作用。
大豆の胚芽に多く含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きを持ち、骨の老化を防ぎますし、大豆レシチンは人体の細胞を正常に保つ働きがあり、脳の機能性や安定性を改善し、老化防止や疫病防止の効果もあるとされています。

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